人は誰でも自分の中心を持っています。
日常生活ではその中心を意識することはなく、その中心が人間関係などにも大きな影響を及ぼしていることには気づいていません。
それと同じく対する相手の中心を意識することもなく、その人の言動の起因に気づくこともありません。
もしも自分の中心を意識して日々を過ごし、相手の中心を考えてコミュニケーションを図れば、今よりも深く自己を理解し、今よりも深く相手を理解できるかもしれません。
では、人の中心とは一体どのような種類があるのでしょうか。
以下に一般的に多く見られる人の中心について書きたいと思います。
・家族中心
家族中心の人は、家族の決まりごとを守ることや家族の評判から心の安定や自分の存在価値を得ます。
・配偶者中心
配偶者の気分や言動、自分に対する態度に敏感になり、感情的な安定のほとんどを夫婦関係から得ます。
・友人中心
仲間に受け入れられ、そこに属していることが何より重要になります。
友人の感情に反応し自分の価値を自覚できない為、感情的な安定は得られにくい傾向があります。
・自己中心
自己という限られた中心では、受け入れるだけで与えることはしないので、人の価値観には反しますが、そもそも周りのことは気にしない為、狭い世界ですが満足感を得られます。
・お金中心
お金中心の人は、家族のことやその他の大事なことを後回しにして経済的なことを優先します。安定感や満足感もお金次第になり、傍から見ればお金に振り回されているように映ります。
・仕事中心
仕事中心の人は、仕事によって自分の存在意義を自覚します。健康面や人間関係などを犠牲にしてまで仕事をする為、仕事が上手くいっていれば大きな満足感が得られ、上手くいっていなければ自分の存在意義を見失います。
・娯楽中心
娯楽中心の人は、長期的に考えることはせず、今この瞬間が楽しいかを重要視します。娯楽という短期的な楽しみに没頭する為、長続きする深い満足感や安心感を得られることとは縁遠くなります。
・所有物中心
所有物中心の人は、所有物で心の安定が得られますが、他人の評価も所有物で測る傾向があります。物に囚われるあまり、自我や確固とした自分というものがありません。
以上が一般的に多く見られる人の中心です。
普段の対人関係において相手のタイプを見極めて接すると、いい関係が築きやすくなります。
もちろん恋愛においても有効で、好きな相手や気になる相手といい関係を築きたい時には、相手のタイプを見極めて効果的な言葉を投げかけると、一気に距離が縮まることもあります。
弊社の工作でも対象者の中心がどのタイプか見極め、そのタイプによって工作の方法を決めることもあります。
これから新たに出会う人といい関係になりたい人、好きな相手との関係を良くしたい人、知人友人との関係を良くしたい人、仕事の人間関係を良くしたい人、など。
相手の中心は何かを意識してみると、今とは違った見方ができるので是非お試しください。
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