ご依頼者様は嫉妬深い彼と交際をしていましたが、二人の関係が落ち着いた頃にちょっとした出来心で浮気をしてしまいました。
別れ話になったので関係修復を望み掛け合うも、相手は一切聞く耳を持ちませんでした。
何度も話し合う事を試みるも嫉妬深い彼は怒り心頭で、下手をすると暴力を振るわれるんじゃないかと思ったようですが、自身が招いた結果と思いひたすら謝りました。
しかし関係を修復する事ができず、最後は半ばケンカ別れのようになってしまい、結果的にその浮気が二人の関係に終止符を打つことになりました。
嫉妬というものは多かれ少なかれ恋愛には付きものですが、嫉妬深い彼の心理をきちんと理解していれば軽はずみな浮気をしなかったかもしれません。
嫉妬深いということは、自分は愛されているかという不安から相手の行動を束縛したくなるのです。
基本的に嫉妬心は、誰かと比べるなどをした時に、負けた悔しい、という気持ちになった時に起こる感情です。
自分に自信がある人は嫉妬心が少なく、自分に自信がない人ほど嫉妬心を抱きやすいとも言えます。
その嫉妬心という感情が人よりも敏感な人に対して浮気という行為をしてしまうと結果は目に見えます。
嫉妬深い彼と別れてから半年程経過した頃、ご依頼者様は彼に対してもう一度謝りたい、可能なら復縁したい、という気持ちになり弊社にご依頼されました。
まずは一度偶然を装い会う事を望まれましたので、それが可能な状況を探します。
ご依頼者様は最近の彼の行動が分からなくなっていましたので、彼のSNSを確認し、通っているジム付近で撮った画像の背景からジムを特定しました。
何日か張り込みを行うと対象男性が現れたので、ジム帰りの帰宅時を尾行し自宅を判明させました。
その後彼の行動パターンを把握し、偶然を装って会う事ができましたが、その際彼に冷たい態度を取られた事が頭にきたようで、謝るには謝ったものの復縁を望む気持ちは消えたとのことでした。
復縁工作をご依頼される時、頭の中では復縁に向けていいイメージをしがちですが、実際に始めると厳しい現実に直面することもあります。
今回のケースでは、早めに復縁への見切りをつけられたことは良かったと思いますが、彼の立場になると想定内の態度であることは否めません。
ご依頼者様には、今後付き合う相手が嫉妬深い場合はくれぐれも気を付けてくださいと伝えましたが、それよりも浮気をしてはダメですよと伝えるべきだったのかもしれません。