現代の未婚率の上昇や恋人がいない人の増加には、様々な要因が挙げられます。
その中の一つとして、出会いがないから、というケースがあります。
出会いがないから○○、というフレーズは皆さまも耳にしたことがあるかもしれません。
実際に仕事が忙しく、物理的に出会う状況に行けない方もたくさんいらっしゃると思います。
それとは逆に、出会いの機会が多い為に恋人ができない人や結婚に踏み切れない人もいます。
出会いが多過ぎて恋人がいない、出会いが多過ぎて結婚できない、というフレーズはあまり耳にしないと思います。
なぜならば本人もそれが原因だと気付いていないからです。
出会いがない人からすると贅沢な悩みだと思うかもしれませんが、実際にたくさんの方がこの状態に陥っています。
なぜそのような状態に陥るかですが、出会いが多いを言い換えると、選択肢が多いとなります。
人は選択肢が多ければ多いほど比べる事柄も多くなります。比べているうちに新しい比較対象が現れ、また悩みます。その繰り返しにより決めきれなくなるのです。
また、出会いが多くなり色々な人と交流を持つと、それぞれの相手に対する時間が分散されます。一人の相手との時間が減ると関係性も希薄になってしまい付き合うまでには至りません。
恋人とデートのときに食事をするお店選びでも似たような状態になることがあります。
選択肢が多すぎると決めきれないので、ジャンルで絞ることや地域で絞ること、価格帯で絞ることなど、選択肢を狭めると決めやすくなります。
実際にターゲットと食事に行く際などにもスムーズにお店選びができるように、それぞれの工作員が工夫をしています。
人は選択肢が多すぎると決断力が鈍ります。決断力が鈍り貴重なタイミングを逃してしまうと後悔します。
選択肢を適度な数に意識することは決断力を上げる方法の一つなので、思い当たる方は取り入れてみてください。