別れさせ屋の仕事内容とは?
別れさせ屋の仕事を想像しても、なかなかイメージしにくいかもしれません。
別れさせ屋の仕事を簡単に言うと、ある特定のカップルを恋愛工作や特殊工作によって別れさせる事です。これをもう少し掘り下げてご説明致します。
まずは恋愛による悩みを抱えている方から電話やメールによりご相談があり、解決策をご提案致します。ご提案に賛同された方と実際に会って話し、双方問題が無ければご契約を交わし案件に着手します。
専属の担当者が目標遂行までの大まかなシナリオをご説明致します。シナリオに足りない情報やより良くするため、または明確な目的を持ち調査員が入念に調査を行います。
そこで得た結果と情報を基に再度シナリオを構築し、工作員が目的に沿ったかたちで対象者に接触をします。対象者との接触目的は、情報を得る為に対象者に接触をする事もございます。この際の工作員の衣装や髪型などは、対象者の好みに合わせたスタイルにします。
工作員が対象者と接触している際などは、調査員は接触している様子の撮影を行ないます。
調査や工作などを行なえば、担当者はその都度ご依頼者様にご報告をし、今後の展開のご説明を致します。 対象者も人間なので、途中でシナリオが変更することや、工作員が接触中にアドリブでより良い状況を作り出す事も多々ございます。
このようにチーム一丸となって目的を完遂させ、成功後はご依頼者様とのお話し合いにより、工作員が自然なかたちでフェードアウトします。
別れさせ屋の仕事にも様々なポジションがあり、各々が専属の分野で最大限の能力を発揮する事により、ご依頼者様のご希望が叶えられるのです。
別れさせ工作の方法
探偵と別れさせ屋
現在別れさせ屋を営んでいる会社のほとんどが探偵社です。ではなぜ別れさせ屋を探偵社がやるのか。
特定のカップルを別れさせるには、カップルのどちらかに工作員が接触しなくてはなりません。ただ単純に接触するだけではなく、警戒心を抱かれない為にも自然なかたちで接触をする必要があります。
対象者と自然なかたちで接触するには、まずは対象者の行動パターンを知る事が大事です。行動パターンを知っておけば、その中で最も自然なシチュエーションで接触を試みる事ができるからです。
この 対象者の行動パターンを調査するところで探偵社の力が発揮されます。なぜならば、尾行や張り込みが必要になってくるからです。
探偵社は探偵業届出の交付を各警察署より受けております。探偵業を営む上で、探偵業の業務の適正化に関する法律、いわゆる探偵業法というものがあり、その第2条に、尾行・張り込み・聞き込み、これらに類する実地調査を行う事で、調査対象者の情報収集を業務内容にすると定められています。
つまり 別れさせ屋を行うには対象者の情報収集が必要であり、情報収集を行なうには探偵業登録が必要になります。探偵社として対象者の調査を行ない、そこで得た情報を基に工作に活かしていきます。
このような事から、別れさせ屋を探偵社が行なっているのです。
別れさせ屋の選び方のポイント
別れさせ屋へご依頼しようと思っても幾つもの会社がある為、どこへ依頼すればいいか迷われる方がたくさんいらっしゃいます。そこで、ご依頼される際の選び方のポイントとして、最低限以下の点はクリアしているかを確認される事をお勧め致します。
【ご面談前に確認できること】
真っ当に運営している会社であれば、会社の所在地や代表者の氏名は記載しているはずです。これを記載していないようであれば、選択肢から外す判断をされる事が賢明です。
案件を成功させる上で、対象者の行動調査は非常に重要です。
別れさせ屋・復縁屋の工作を行なうに際して探偵業登録は必要ありませんが、対象者の尾行や張り込みを行ない、その結果をご依頼者様にご報告するには探偵業登録が必要になります。
対象者の行動調査を怠ると、成功率にも影響してきます。少しでも成功率が高い会社にご依頼されるべきですので、きちんと探偵業届出が出されているかの確認をしましょう。
明確に料金表が記載されていなければ、お客様の案件の状況によっての料金算出ではなく、お客様によってご提示する金額が違うなど、足元を見ての料金提示になる可能性がありますので、まずは料金表を確認しましょう。
【お問い合わせ時に確認できること】
料金表を確認した上でお問い合わせをし、記載している内容と言っている事の差異がないか。また期間に関しても短すぎたり長すぎたりすれば、なぜその期間なのか明確な理由を聞く事が大切です。
成功率は気になるところです。ですがお客様のこの心理を利用し根拠がないのに高い成功率を話された際は注意が必要です。
お客様の状況から対象者の人間性まですべて同じ案件はありません。誰しも予測不可能な未来を明確な数値で表す事は不可能です。
成功率という不確かな数値を聞く事よりも、どのような方法で成功を目指すかを聞いた方が良いでしょう。
またその際に、電話でのお問い合わせなら対応している人の話し方や説明が分かりやすいか、メールなら分かりやすい説明かなどの文章力に気をつけましょう。会社の窓口となる方の対応から、その会社の本質が見えてくるはずです。詳しくは別れさせ屋の成功率についてに書いていますので、ご参考ください。
他社様でご依頼中や、ご依頼されていた方から、実際に調査や工作を行なっているのか分からない、というお話をよくお聞きします。そうなると成功以前の問題になります。
お悩みを抱えてご依頼されているのに、ご依頼された会社への悩みが生じると、解決するどころか悩みが増えてしまいます。きちんと調査や工作を行なっている会社であれば、現場への同行許可が出るはずです。
無駄に悩みを増やさない為にも、事前に現場への同行が可能かは聞いておきたいところです。
無事に案件が成功しても、すぐに安心してはいけません。継続的に成功した状態を保てる事が大事です。
その為にも案件成功後も必要な際には調査や工作、アドバイスなどのアフターフォローのサービスがあるか確認はしておきましょう。
【面談時やご契約時に確認できること】
ご相談時よりも減額ならご依頼者様のご負担も減るのですが、お客様の足元を見て何かと理由をつけ増額するケースもあるようです。ご相談時の提示料金をベースに、冷静に判断しましょう。
強面の男性二人が女性のお客様を間に挟み、威圧的な言葉使いや態度で面談を行ない、断る事が出来ずに契約してしまった。という事をお聞きしております。
ご面談の担当者の話し方や態度をきちんとチェックし、少しでも威圧的な言動があればご契約を交わさないようにしましょう。
ご面談の際に担当者が話しを聞く事は当然ですが、話の内容量も多くなる為きちんとメモをとっているかも重要です。
お客様の話された内容を会社へ持ち帰り、会議やミーティングなどを行ない情報の共有をしなければなりません。その際にメモをとっていなければ伝え忘れなどがあり、案件を遂行するにあたりマイナスになってしまう可能性があります。
細かいかもしれませんが、これも非常に大事な事です。
ご依頼する際に契約書類が揃っているかも重要です。
探偵業を営むにあたり、お客様からご依頼を受ける際はご契約を交わします。その際に、探偵業法に沿った契約書類を不備なく揃えているか。契約書などに虚偽の記載はないか。
まず契約書がない場合はご依頼されない事をお勧めします。契約書がある場合も、ご依頼者様ご自身の身を守る事にもなりますので、一つ一つ丁寧に確認をしながらご契約を交わす事を心掛けましょう。
【案件開始後に確認できること】
ご契約を交わしてから態度が急変した、連絡が取りづらくなったという話しもよく耳にします。
調査や工作を行なった際の定期的なご報告。ご依頼者様がご希望の際はきちんとご面談に応じるかどうか。このあたりを最低限クリアしていなければ、不安に思ってしまい成功どころではなくなってしまいます。
きちんと親身になってご相談に乗ってくれ、全力で案件に取り組んでいるか。定期的にご面談をし、相手の顔を見て話される事をお勧めします。
ご契約前には調査、工作時の写真を見せると話していたのに、ご契約後に一度も写真を見せてくれなかった、という事もあるようです。
きちんと調査、工作を行なっているかにも関わってきますので、写真などの証拠は必ず見せてもらいましょう。
こんな業者に注意
一般的に気をつけたほうがいい業者として、別れさせ屋の選び方のポイントで記載している事をクリアしていない業者は気をつけたほうがいいと思われます。
それ以外にも注意すべき業者の特徴として、過去に行政処分を受けた事がないかも注意すべきポイントになります。行政処分とは、探偵業法に反する行為や何か問題を起こした業者が受ける処分です。いわゆる違法行為を行なった会社になりますので気をつけたいところです。
注意すべき業者の判断材料として、実際のトラブルの事例をご紹介致します。
東京都 30代女性のトラブル事例
千葉県 40代男性のトラブル事例
茨城県 50代女性のトラブル事例
このように、残念ながら悪徳と呼べる業者がいることも事実です。ご依頼の際は慎重にご判断することをおすすめします。
別れさせ屋は違法か?
別れさせ屋の別れさせるという行為について、違法だと思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
別れさせ屋を全うに行なっている会社であれば、調査を行なう上で必要な 探偵業の届出を出しています。逆に言うと、この届出を出さずに探偵業を行っている会社は当然違法となります。
過去に探偵業において多く見られる行政処分の理由は、ご契約の際などに交わす書面の内容の不備や交付の不備によるものです。この書面の内容に関しては探偵業法により定められており、その内容に違反した際は行政処分を受ける事になります。
また調査の際に探偵だからといってどこでも出入りできるわけではありません。勝手に他人の土地や住居に入るなど行き過ぎた調査を行なってしまうと、刑法第130条の住居侵入等、よく聞く言葉で言えば「不法侵入」になり違法行為になってしまいます。
他にも探偵業法により様々な内容が定められていますが、 定められた内容をきちんと守ってさえいれば違法にはなりません。
調査の段階で言える事は、各々がきちんと一般常識を理解し探偵業法に沿って調査を行なっていれば、 別れさせ屋だからといって違法になるという事はありません。
そして別れさせる為には、工作を行なわなければなりません。ここで違法かどうか問題になる事が多いのは、公序良俗に反するかどうかです。
公序良俗とは、国家社会の秩序や一般的道徳観念から外れていないか、いわゆる行為の社会的妥当性の事を言い、民法第90条により定められています。工作において対象者との肉体関係などは、社会的相当性を欠く方法となり公序良俗に反し違法行為になります。
別れさせるという行為自体が公序良俗に反するとの声も聞きますが、これは間違いで厳密に言うと別れさせる内容や方法によっては公序良俗に抵触する、ということになります。
これを証明する事例として過去に、別れさせ工作が公序良俗に反するかどうかが争われた控訴審判決がありました。
元交際相手の女性を男性と別れさせるという内容で、そのために用いた方法は、女性工作員が男性と食事をするなどで、関係者間の自由な意思で行われる範囲であり、公序良俗に反しないと判断されました。
つまり、上記のような別れさせ工作は適法であるということです。
以上のことから、 ご契約を交わす際や案件を遂行する時に、一般常識から探偵業法、道徳観や倫理観から外れていなければ、違法になる事はないのです。
別れさせ屋の教育
上述の通り別れさせ屋は違法ではありませんが、別れさせ工作を行う際には正しい知識と瞬時に判断できる経験値がなければ、知らない間に違法行為を行なっていたということになりかねません。
そのため別れさせ屋は従業員に対する教育を実施し、正しい行動ができるようにしておく必要があります。
大体の別れさせ屋は探偵業の届出を出していますが、探偵業者は従業員に対し、探偵業務を適性に実施させるために必要な教育を行わなければならない、という決まりが探偵業法により定められています。そして教育実施が行なわれたことを証明する為に、教育計画書及び実施記録簿を作成することを義務付けられています。
万が一探偵業の届出を出している別れさせ屋が、この探偵業法の規定に違反して必要な教育を行わず、従業者が不適正な探偵業務を行なった場合には、法令に基づき指示等の処分の対象になります。
このことから探偵業の届出を出している別れさせ屋では、一定の教育は必ず行われていると言えます。
別れさせ屋が行う教育は、大きく分けると机上の教育と実地の教育とになり、机上の教育は主に知識面を向上させることを目的とした教育を行なっています。
まず探偵としての調査知識も含まれる探偵業務を適性に実施させるために必要な教育では、個人情報保護法を始めとする関係法令の知識、適正な探偵業務の実施方法、資料や情報の取り扱い方法等について、を中心に教育を行なっています。
そして別れさせ屋の別れさせ工作の知識面の教育は、別れさせ工作を行うときの身だしなみから一般常識やマナー、会話の語彙力など、対象者と関係構築をするときに必要とされる基礎知識を基本とした上で、別れさせ工作を成功させる為の専門的な教育を行います。
次に実地の教育ですが、実地の教育は主に技術面を向上させることを目的とした教育を行なっています。
別れさせ屋が必要とする技術は多岐にわたりますが、探偵としての調査スキルを上げる教育では、張り込み、尾行、撮影、車両尾行時の運転技術、は基本中の基本であり、その他の特殊な技術向上は別れさせ屋によって特色が出てきます。
そして別れさせ屋の花形でもある工作員の別れさせ工作のスキルを上げる教育は、立ち居振る舞い、実践的な会話、メールやLINEの連絡テクニック、演技力、などが基本となり、その他の特別な技術や能力習得の教育は、工作員の資質や別れさせ屋の方針などによって違いが出てきます。
別れさせ屋はこのような教育を行なっており、さらに実践の場で素晴らしいお手本となる調査員や工作員がいると、より貴重な経験が積めます。
きちんと教育を行なっている別れさせ屋は、優秀な従業員が育つ環境ができているので高水準で安定した成功率を維持することができ、正しい知識や判断力を有している為、長年トラブルなく行うことができているのです。
別れさせ屋の工作内容
別れさせ屋の別れさせ工作は、対象カップルを別れさせる事が目的になります。ご依頼者様とご相談のもと、対象カップルのどちらに工作を仕掛けるのかを決め、工作を行なってまいります。
基本的には対象者に工作員の事を好きになってもらい、 対象者自らの意思で今の恋愛に区切りをつけ、新たな恋愛を選んでもらうように工作を行ないます。
この工作の際に重要になる事として、いかに対象者とコミュニケーションが取れるか、そして対象者に意識してもらうか、が重要になってきます。
対象者の職業や服装から話し方、顔つきや過去の生い立ちから恋愛まで、様々な事を基に工作員が対象者に合った人物像を演じます。例えば対象者が男性で好きな有名人の情報があった場合は、工作員はその有名人に似せたメイクを施し対象者に接触をする事もあります。
ある程度関係が築けた後は、食事や買い物などのデート、ドライブ、なかには対象者の友人を含む複数人での泊まりでキャンプやスキーに行き恋愛関係に発展させる事もあります。そのように対象者自身に対して、対象者が周りの意見に左右される人物ならば周りの人間も巻き込んで工作を行なっています。
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実際の別れさせ工作事例
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対象者が女性の案件でした。
ご依頼者様は、以前に同業の他社様に一度ご依頼されていましたが、工作は失敗に終わり弊社にご相談されたという経緯です。
ご依頼者様から頂いた情報によると、対象女性はアクティブな方で、ご自身も体を動かす事が好きなのですが、付き合っている男性もそうである事を求めている方でした。特にストイックな競技でもあるボクシングに憧れを抱いているとの事でした。
その時の交際相手は仕事に忙しく、平日は遅くまで仕事、休日は家で寝てばかり、夢や理想の話も特にしない、という愚痴を対象女性は漏らしていたようです。
このあたりの情報は、以前にご依頼されていた業者が対象女性より聞き出していた情報になります。
この情報を基に、ご依頼者様と工作の進め方の話をし、 弊社工作員がボクシングジムに通い、ある程度ボクシングの経験をしてから工作を開始するという方針に決定しました。それから2か月間、時間を作り工作員はボクシングジムに通いました。若く体力もあり、元々運動神経のいい工作員でしたので基本的な事はすぐに習得し、みるみる上達しました。
そこでご依頼者様とご相談し対象女性と接触を開始しました。対象女性の仕事帰りに、違う男性工作員が対象女性に対ししつこくナンパをし、困っているところをロードワーク中の男性工作員が通りかかり助ける、といった内容の初接触を行ないました。ベタだと感じるかもしれませんが、効果抜群だったのです。
2度目の接触の際には、対象女性からお礼を言われ、連絡先交換もできたのですが、はじめのうちはこちらから連絡をしませんでした。すると連絡先交換をしてから2週間程が経った頃、対象女性から連絡がありました。改めてのお礼と、いつもランニングしているのですか?といった内容でした。
そこから連絡を徐々に取り合い、ボクシングをしている事なども伝えると、対象女性は興味津々でした。一度時間がある時に食事に行く約束をし、対象女性の予定に合わせ食事に行きました。
対象女性の仕事の話から趣味の話、そして対象女性からの質問のボクシングの話に関しては深く、技術面もさることながらメンタル面に大変興味を持っているようでした。実際に工作員もジムに通い厳しい練習をしているので、質問された内容を経験に基づき答える事ができ、対象女性もすごく感動していたようです。
この時にはお互い恋愛の話しはせず、終始趣味などの話しで盛り上がりました。次に会う約束をする事もでき、いい流れで工作を終えました。
ここまでの流れと工作員が受けた対象女性の印象を基に、再度ご依頼者様とこれからの方針について打ち合わせをしました。
現状までの結果にご依頼者様も大変満足してもらえ、工作員の努力に頭が下がる思いを感じた事をよく覚えています。
対象女性に彼氏がいる事を聞くか聞かないかに関しては、工作員が対象女性に対し二股するタイプではない、という印象を受けている事から、今後も無理に恋愛の話はしない事を決定しました。
次に対象女性と食事へ行った時、工作員からメンタルトレーニングに関する本をプレゼントし、対象女性も喜び、後日読み終わった際に感想を添えた連絡もありました。ですがまだ対象女性は彼氏と別れてはいません。
確実に工作員の事を良く思っているはずですので、通常の工作ならばこの流れで徐々に対象女性の心のバランスを工作員に傾ける作業を行なうのですが、ここで工作員より提案がありました。
「プロの試験を受けてみようと思うので、それを工作に活かしませんか?」
工作員は真面目にジムに通い続けボクシングの練習をする事で、本当にボクシングが好きになったようです。
そこで工作員と話した結果、プロのテストに受かったら付き合ってください、という告白をする方向で決定しました。その旨をご依頼者様にもお伝えし、快く了承してくれました。
東京都ではほぼ毎月プロテストを行なっており、工作員は受験の申し込みをしました。
次の対象女性との食事の際に工作員はこの事を話し、対象女性の返事はオッケーでした。テストの日も聞かれたので、おそらくそれに合わせて別れるのではないか、との見通しになりました。
プロテストの日
試験が終わり工作員から連絡がありました。
「多分大丈夫だと思います」
合格発表は翌日になるので、まだ受かったかどうかは分かりません。合格発表の夜、対象女性と会う約束もしており、こちらも合格を祈るばかりです。
翌日のお昼過ぎに、後楽園ホールでの合格発表を工作員と弊社スタッフと共に見に行きました。紙が貼ってあり、見ると工作員の名前がありました。所属ジム名とその横にFeと書かれていました。どうやら工作員はフェザー級という階級だったようです。
その夜、工作員は対象女性と会い、合格した事を話しました。対象女性は自分の事のように喜び、 対象女性から改めて告白をされたようです。
工作員の努力が実り二人は付き合う事になりました。その時に対象女性から、テストに落ちていても付き合うつもりだった、という言葉もあったようです。
この事をご依頼者様にご報告をし、最後にきちんと別れているか、対象カップルの男性に対して後日確かめ工作を行ないました。結果、対象男性は振られたようで、自分も仕事が忙しいからしょうがない、という話しをしていたようです。
工作の準備期間2か月、工作開始から3か月と計5か月程の期間がかかりましたが、工作員の努力があり成功できたこの案件は印象深く残っています。
別れさせ屋の成功率について
別れさせ屋へのご依頼を検討されている場合は、成功率は最も気になるところです。
ご依頼者様にとって成功するか失敗するかが一番大事であって、その次に料金や他のことが気になってくるものだと思います。
例えば料金を支払いその後に何の報告がなかったとしても、別れさせ工作が成功さへすれば、ご依頼者様の望みは叶ったことになります。
逆にどれだけ手厚い体制で別れさせ工作を行なっていたとしても、失敗してしまえば意味はありません。
別れさせ屋へ依頼する全ては成功するかどうか、と言っても過言ではありません。
すると成功率が高い別れさせ屋に依頼すればいいだけの話になりますが、別れさせ屋には様々な業者が存在し、その全ての別れさせ屋の成功率は分かりません。
したがってご依頼者様が別れさせ屋を選ぶ際には、その他の条件を総合的に勘案し依頼先を決めるかたちになりますので、ここではその他の条件と成功率の関係について書きたいと思います。
なかには料金だけ支払わせて調査や工作を行なっていない成功率0%の別れさせ屋も存在しますので、下記をご参考いただければ少しでもリスク回避できると思います。
まずはきちんと調査や工作を行なっているかどうか、きちんと行なっている場合は、下記内容が別れさせ屋の成功率を判断する上で重要なポイントとなってきます。
別れさせ屋の成功率の判断基準
【別れさせ屋の提案内容と成功率】
別れさせ屋の成功率を測る際の基本となる部分です。別れさせ屋の提案に具体性があるか、イメージしやすいか、対象カップルが別れるイメージが浮かぶか、この辺りは大前提となります。
【別れさせ工作への提案可不可と成功率】
お客様が別れさせ工作の内容へご提案ができるかできないかと別れさせ屋の成功率についてですが、お客様が実際に対象者のことを知っている場合は、別れさせ工作の成功率に与える影響は大きい可能性がありますので、その場合は別れさせ工作の内容へ提案可能なほうが成功率は高くなります。
【別れさせ工作の期間と成功率】
依頼内容が同じ条件であれば、基本的には別れさせ工作の期間が短いよりも長いほうが成功率が高くなると考えて問題ありません。期間が短い別れさせ工作のシナリオを考えたとしても対象者がその通り動くとは限らないため、別れさせ工作の成功率を上げるにはある程度期間に余裕を持ち、対象者の状況や心情の変化が起こる可能性に対応できる期間である方が成功率は高くなります。
【別れさせ工作の実働回数と成功率】
別れさせ工作の実働回数が少ないよりも多いほうが成功率が高くなると考えて問題ありません。ただ単に回数が多いだけでは意味がありませんが、質を伴った実働回数が多ければ様々な手が打てる為、成功率は高くなります。
【別れさせ工作の1回の実働可能時間と成功率】
別れさせ工作の成功を第一に考えている場合は、対象者の行動によって臨機応変に実働時間を調整できるようにしています。実働可能時間に制限があると、成果を出せる日でもチャンスをみすみす逃すことになりかねません。したがって1回の実働に制限時間がある場合は、成功を第一とは考えておらず、制限がない場合よりも成功率は低くなります。
【調査力と別れさせ屋の成功率】
別れさせ工作を行うには張り込みや尾行などを行う必要があるので、調査力は別れさせ屋の成功率に影響します。調査のプロである探偵業の届出を出していることは最低条件と考え、プロの中でも調査レベルが高いほうが別れさせ工作の成功率も高くなります。
【工作力と別れさせ屋の成功率】
工作力は別れさせ屋の成功率に大きく影響します。基本的な工作力があることはもちろん、人から信用される工作員、恋愛力が高い工作員、心理誘導がうまい工作員、など、バラエティ豊かな工作員がいると、別れさせ工作の成功率は高くなります。
【報告方法と別れさせ屋の成功率】
報告方法は別れさせ工作の成功率と直接的な関係はありませんが、きちんと業務を行なっているかを確認する上で必要となりますので、成功率0%の別れさせ屋に依頼しない為にも、きちんと報告をする別れさせ屋を選ぶことが大事です。
【料金システムと別れさせ屋の成功率】
別れさせ屋の料金システムは、大きく分けると実働回数制と期間制に分かれます。どちらの方が別れさせ工作の成功率が高いかは一概には言えませんが、弊社のリベンジプランでご依頼をいただく方は、実働回数制にご依頼をされていたケースが多くなっています。
【料金が安い別れさせ屋と料金が高い別れさせ屋の成功率】
料金が安い別れさせ屋だときちんと行なっているのか分からない、料金が高い別れさせ屋だと資金が足りるか不安。いずれにしても不安がつきまとうかもしれませんが、料金が安いから成功率が低い、料金が高いから成功率が高い、というわけではありません。別れさせ屋の成功率と料金には直接的な関係はなく、成功させられる条件が整っているかが重要になります。
【別れさせ屋の口コミ・ネット情報・ランキングと成功率】
別れさせ屋の口コミなどのネット情報は、実際に依頼されていない人の書き込みも多くなっており、ランキングもお金で買えるものの為、別れさせ屋の口コミ・ネット情報・ランキングと成功率は関係ありません。
【成功率が高い別れさせ屋の見分け方】
上記内容を踏まえ、成功率が高い別れさせ屋の見分け方のポイントは下記になります。
・別れさせ屋の提案内容に具体性があり別れるイメージが浮かぶ
・お客様が実際に対象者のことを知っている場合は、別れさせ工作の内容へ提案可能である
・他の条件が同じであれば、期間は長いほうがいい
・別れさせ工作の実働回数は少ないよりも多いほうがいい
・対象者の行動によって臨機応変に実働時間を調整できる
・調査レベルが高いほうがいい
・工作力が高く、色々な特徴を持った工作員がいたほうがいい
成功率が高い別れさせ屋
別れさせ屋の成功率は、どの案件でも一様の成功率ではなく、案件の内容や対象者によって変わるものです。
案件の状況や対象者の考え方は千差万別であり、それぞれの案件で同じ方法、同じ工作内容で成功とはなりません。
その案件の状況や対象者の性格などを深く理解し、状況に応じて最良の判断ができる別れさせ屋は、成功率が高い別れさせ屋です。
まずは優秀なスタッフがいること。
その上で別れさせるために、先を見据えた采配ができる人物、時に非情ともとれる行動が取れ物怖じしない胆力がある工作員、鋭い洞察力と冷静に状況を分析できる調査員、を兼ね備えた別れさせ屋は、極めて高い成功率の別れさせ屋であると言えます。
別れさせ屋の成功率が高いケース
ここでは案件の状況的に別れさせ工作の成功率が高いケースをご紹介いたします。
対象者カップルの関係性
・遠距離恋愛
・お互い別々に暮らしている
・週の半分は一緒にいるなど、半同棲状態
・同棲して間もない、もしくは数年経っている
・婚約関係だが、別々に暮らしている
上記以外にも様々なケースがありますが、まずは対象者カップルの会う頻度が大事になってきます。対象者カップルの会う頻度が少なければ第三者が介入する余地が多くあり、逆に会う頻度が多ければ第三者の介入する余地が少なくなります。
また対象者カップルの会う頻度が多ければ、親密度も高い場合が多い傾向にあります。 別れさせ工作を遂行するには、対象者カップルのどちらかに工作を仕掛けますので、より工作員が介入する時間が多いほうが工作も行いやすくなります。
同棲して間もない、もしくは数年経っているケースの場合。
同棲しているという事は、ある程度の親密な関係があるから同棲をします。当然対象者カップルの会う頻度は多い事になります。ですが成功率は高い傾向にあるのです。これは同棲してからの期間に関係があります。
同棲して間もない時は、工作員が関係を構築するには時間を要する場合がありますが、ある一定以上の関係を構築してしまい、その事を対象者カップルのもう一方が知ればショックは大きく、二人の関係が破綻する可能性も高くなっています。
同棲して数年経っている場合、二人の関係性がマンネリ化している事も多くあります。そのような時、工作する時間は限られていても、心に隙が生まれやすくなっています。
工作を行えば対象者と関係を構築しやすく、対象者の心も新たな恋愛に夢中になるので、成功率が高いという結果になっています。
対象者の性格
・社交的
・行動的、積極的
・惚れやすい
・飽きやすい
・好奇心旺盛
・自信家
・遊び好き
対象者が社交的であり人と接する事が好きな方の場合は、会話も弾みやすく警戒心も低い傾向が強くなります。また行動的、積極的な人の場合は、接触できる機会も多く、プラス思考の方が多くなります。対象者がこのような性格の場合、工作は行いやすくなります。
惚れやすい、飽きやすい、などの恋愛体質に当てはまる対象者の場合も成功率は高くなっています。好奇心旺盛な人は、興味を感じる事柄が多く人の話しをよく聞きます。また先入観を持たず新しい物好きという面があるので、工作の際に会話で引き込みやすくなります。自信家の方には共通した特徴がありますので、その特徴を認識して工作を行えば成功率が上がります。また対象者の事を遊び好きだと知らずに付き合っている場合、成功率は高くなります。
この他にも性格がもたらす成功の要因は様々ありますが、上記の性格の方が対象者の場合は成功率が高くなっています。
付き合ってからの期間
付き合ってからの期間と成功率の関係性は、一概にこの期間だから成功率が高くなるという期間はありませんが、 相手が浮気をするタイミングとして、交際期間半年~1年までが特に多かったという結果があり、一般的に別れるまでの平均の交際期間は1年〜3年の間に別れるカップルが多くなっています。
交際が続き結婚に至ったカップルの平均交際期間は4年3か月となっており、付き合ってすぐに結婚するカップルや10年越しの交際にて結婚するカップルもありますが、一般的には交際期間が3年〜4年になった頃で結婚が具体化していく事が多いのではないでしょうか。
こと別れさせ工作においては、長く付き合っていたとしても結婚に対する価値観の違いや、関係性がマンネリ化していれば成功率は上がり、交際期間が短かったとしても、彼女側が妊娠していれば難易度が上がり成功率は低くなるなど、 付き合っている期間よりも、その時の二人の関係性や心境が重要になってきます。
対象者の職業
・接客業
・公務員(役所、教諭など)
・開業医
・施設介護士
・経理職
・事務職
・総務職
一般的に残業が少なく定時退社しやすい仕事、日によって仕事場が変わる事や出張が少ない仕事は、行動パターンや時間に規則性があるので調査工作を行いやすくなります。
接客業などに関しては、あらかじめ対象者の勤務時間などが分かっていれば、働いている場所へ行くと接触できる事が多く、また複数の工作員が同時期に自然なかたちで接触する事などもできるので、こちらも工作を行いやすくなります。
つまり 対象者に対し自然なかたちで接触しやすい職業や勤務形態の場合は、案件もスムーズに進行できる為、成功率にもいい影響を与える結果となっています。
対象者の行動パターン
・一定の場所へ定期的に通う習い事をしている
・行きつけの飲み屋などがある
・よく利用する喫煙所がある
・出勤時などにいつも同じ車両に乗る
・自転車をいつも同じ場所にとめる
・いつも利用する買い物先がある
このような対象者がよく行く場所、同じ行動パターンがあれば、それを工作に活かします。
毎回違う場所、違う時間に接触をすれば対象者に不自然に感じられる可能性もあります。ですがある程度同じ場所、同じ時間などで接触をすれば自然な印象を与え、対象者とコミュニケーションも取りやすくなります。
過去には対象者の出勤時に関係を築き、待ち合わせて一緒に出勤するというルーティーンを作り、それを足がかりに案件を成功させたという事例もあります。
対象者と関係を築けた後は、無理にその場所で接触をする必要はありませんが、関係を築けるまではより自然さを演出する必要があります。
対象者と関係を築く事は案件を成功させる上で非常に重要になりますので、 よく行く場所、同じ行動パターンがある場合、それを工作に活かす事により成功率が高くなります。
これまでは主に成功率が高いケースの対象者の特徴などについて書いてきましたが、この他にも成功率に関係してくる要因はたくさんあります。その他の要因の中で大事な事の一つとして、ご依頼先との信頼関係もきちんと築けていなければなりません。
このように案件を成功させるには、様々な要因が折り重なり成功へと繋がっています。ご依頼に際して成功率で悩まれている方は、以上の事を参考にして頂ければ幸いです。
別れさせ屋の成功率が低いケース
ここでは案件の状況的に別れさせ工作の成功率が低いケースをご紹介いたします。
対象カップルの関係性
・対象者は付き合っている相手のことに夢中である
・婚約関係で同棲をしている
・婚約関係で同棲をしており、妊娠している
・婚姻関係で、同棲をしている
・婚姻関係で同棲をしており、子供がいる、妊娠している
対象者が付き合っている相手のことに夢中だった場合は、心に隙がない事が考えられます。
同棲をしていて婚約をしているとなれば、お互いが一緒になるという未来を描いていますので、第三者が介入する余地が少なくなってきます。
また婚姻関係にあるという事は、当事者の男女に対して「夫」「妻」という地位の社会的承認を与えられている事になり、当事者の性関係に特別な承認を与えられるかわりに婚外の性関係を制限されていますので、必然的に難易度は高くなってきます。
対象者の性格
・閉鎖的
・懐疑的
・警戒心が強い
・張り込み、尾行などがバレた事がある
上記のような性格の対象者だった場合、接触をしたとしても反応が悪い事が考えられます。また一度目の接触などはスムーズに行えたとしても、関係構築の為に複数回接触をすると元来の性格から警戒心を抱かれてしまう可能性もあります。
過去に張り込みや尾行などされているのを勘付かれた対象者は、警戒心が高くなっている可能性がありますので、難易度が上がります。
付き合ってからの期間
成功率の高いケースでも書いたように、一概にこの交際期間だから成功率が高い低いという事はありませんが、 一般的にカップルが別れにくい時期は8月〜10月頃と言われています。逆に別れが多い時期は、2月後半から3月前半となっており、周りの環境の変化が多いという事がその原因になっています。
また世代としての傾向は、ゆとり世代のカップルは、一度付き合うと交際期間が長い傾向にあると言われています。当てはまる要因としては、「競争させない」という教育方針が関係あると思われます。競争時の緊張した場面やその際に起こるストレスなどに対する免疫が低く、大きな感情の乱れや不安定さを好みません。できるだけ安定した方に選択する傾向がありますので、それが恋愛にも反映され 新たな恋愛よりも今ある安定を選んだ結果、一度付き合うと交際期間が長くなるという結果に反映されているものと思われます。
また人は恋愛をし始めた頃にPEAという恋愛ホルモンが分泌されます。厳密には、恋をするとPEAが分泌するわけではなく、PEAが分泌したときに人は恋に落ちたと錯覚してしまうというものです。しかし、このPEAは相手と長く付き合っていると徐々に分泌量は減少していき、結果的に「好き」という気持ちを冷めさせてしまう由来ともいわれています。さらに、その脳内ホルモンが分泌する期間はおよそ3年といわれています。
このことから、 交際期間が短ければ別れにくく、3年を超えているカップルはより別れやすいと言えるかもしれません。
対象者の職業
・探偵
・警察官
・弁護士
・サービスエンジニア
・バイヤー
対象者の職業から案件の難易度を考えると、従事している職業柄、普段から張り込みや尾行を行っている職業の方は、それに気付きやすい傾向にあります。
弁護士の方などは、高い倫理観がないと勤まらない職業になりますので、工作を行ったとしても倫理観の壁が障害になってきます。
またサービスエンジニアやバイヤーの職業など、 決まった場所に出勤する事が少なく出張などが多い職業の方は、行動が把握しづらく接触する難易度が上がってきますので、成功率にも影響してきます。
対象者の行動パターン
・家からあまり出ない
・家から出る時間がバラバラ
・移動は主に送迎車
・気忙しく常に急いでいる
案件の成功率には対象者と接触がスムーズにできるかも重要なポイントです。
対象者が家からあまり出なければ接触できる機会が少なくなります。家から出る時間がバラバラの場合は、接触の際に自然さを演出しにくくなる可能性がでてきます。
また移動が送迎車などの場合は、運転手が常にいますので警戒される可能性が高くなります。過去には警戒されない為に運転手から工作を行なったケースもあります。
対象者が行動的でも、気忙しく常に急いでいる方もいます。そのような場合、接触をしたとしても反応が悪い事が考えられますので状況を選ぶ必要があり、結果的に接触できる機会が限られてきます。
以上が成功率が低いケース、案件の難易度が高いケースに当てはまる例になります。
難易度が高いという事は、何かしらの障害があるからですが、その障害を乗り越える為のプランを練り案件を成功に導くからこそ、別れさせ屋の存在意義があるのだと思います。
対象者の状況から精神状態まで、すべて整っている案件はなく、何かしらの問題がある事がほとんどです。
難易度が高いから諦めるのではなく、難易度が高いからどう乗り越えていこうかと別れさせ屋と共に考え、出来る限りの可能性を探って頂ければと思います。
別れさせ屋の成功事例
「好きな人が別の女性と交際を始めたので別れさせてほしい」というご依頼
ご依頼者様 20代前半女性 大阪府在住
「同棲中の彼が浮気をしていると思うので、もし浮気をしていればその浮気相手と別れさせてほしい」というご依頼
ご依頼者様 20代後半女性 東京都在住
「付き合い始めた彼が、まだ元カノと関係があるので別れさせてほしい」というご依頼
ご依頼者様 30代前半女性 神奈川県在住
別れさせ工作から復縁工作(復縁する為の別れさせ)
ご依頼者様 30代前半男性 京都府在住
夫と不倫相手の別れさせのご依頼
ご依頼者様 40代前半女性 千葉県在住
別れさせ屋が失敗するケース
別れさせ工作を遂行するにあたり、成功を目指して案件に取り組みますが、どうしても中には失敗に終わるケースもございます。
ではどのようなケースの場合、失敗しやすいのか。ここではそれに当てはまるケースをご紹介致します
対象者の性格・対象者の行動
「成功率の低いケース」にも述べた通り、対象者の性格が閉鎖的、懐疑的、警戒心が強いなどの場合や、対象者の行動パターンが、家からあまり出ない、移動は主に送迎車、などの場合、接触をしたとしても反応が悪い事や、接触自体が困難な事が考えられる為、結果失敗しやすいケースに繋がって参ります。
調査・工作の問題
新人の調査員が尾行をしており、対象者を見失う。
無理な調査を行い、対象者に警戒されてしまう。
工作員の会話スキルがなく、対象者との関係構築ができない。
目的に応じて適切な工作員を選択していない。
成功させる為に効果的な計画を立てていない。
上記のようにご依頼先によって、成功する場合と失敗する場合があるのも事実です。
信頼できるご依頼先を選択する事が、案件成功において重要になってきます。ご依頼先で迷われている方は、 「別れさせ屋の選び方のポイント」をご参考にして下さい。
不測の事態・期間に限りが発生する
案件進行中、急遽対象者が引っ越しや転勤など遠くへ移住した場合、又はする事を知った場合。
このように対象者の行動による不測の事態が起こった場合は、移住先でも工作を継続するかによって変わってきます。移住先でも新たに工作を行う場合は問題ありませんが、移住するまでに決着をつけたい場合。そのような時は当初の予定よりも期間に限りができる為、十分な工作を行えず失敗に終わる可能性が高くなります。
またご相談の末、工作を諦めご依頼を終了される方もいらっしゃいます。このような形で工作が失敗するというケースもございます。
ご依頼の発覚
担当者との連絡のやり取りや、ご契約書を見られてしまう。
ご依頼者様と対象者が親しい関係の場合や、ご依頼者様のパートナーが浮気や不倫をしているので、その相手と別れさせてほしい、というケースで起こりうる事です。
ご依頼が発覚した場合は、案件の継続が困難になり失敗に終わってしまいますので、 ご依頼者様ご自身も細心の注意をして頂かなくてはなりません。
お金・時間・メンタル面
別れさせ工作をご依頼されてから案件成功に至るまで、想定していたよりも時間とお金を要する場合がございます。
スムーズに進む時もあれば、思ったようにいかない時もあります。思ったようにいかず、想定していたよりも時間とお金がかかる場合、ご依頼を終了されるケースもございます。
別れさせ工作進行中、ご自身の大切なパートナーの心が自分から離れようとしている場合もございます。そのような時、感情に負けてしまい案件遂行においてマイナスな発言や行動をされる事、なかには怒りに任せご依頼された事を打ち明けてしまうといったケースもございます。そうなれば失敗に終わってしまいますので、 案件進行中はご依頼者様も忍耐が必要になってまいります。
また時として、ご依頼者様ご自身のお気持ちに変化が起こる事もございます。そのような時、ご相談の末ご依頼を終了されるというケースもございます。
別れさせ屋成功のための準備
世の中には様々な仕事がありますが、どのような仕事でも準備は大切です。認知度の高い職業であれば、仕事の為にどのような準備をしているのか想像ができますが、別れさせ屋という職業においての仕事のための準備はなかなか想像がつかないのではないでしょうか。
ここでは、別れさせ屋の仕事の準備=工作成功、案件成功のために行なっていることについてご紹介いたします。
別れさせ屋の工作で多いケースは、対象者に対し工作を試み、工作員が対象者と目的とする関係性を築くことです。そのためには相手とコミュニケーションを取り、相手に好かれる、気に入られることが必要となります。
あらかじめ対象者の好みのタイプなどの情報がある場合は、工作員は対象者のタイプに当てはまるよう準備します。見た目の部分では、好みの服装があればそれらを用意することや、好きな髪型やメイクがあればそれに合わせるなど。期間に余裕があったケースでは体型を変えるなどを行うこともありました。
性格や人間性の部分では、社交的か大人しいか、清楚か艶やかか、ロマンチストかリアリストか、ワイルドかジェントルか、豪快か堅実か、など、好みとするタイプの性格の話し方や行動を下調べしておきます。対象者が変わったところに好みを抱く人物であれば、それを工作員が演じると非常に効果があります。趣味などの部分でも、前もって対象者の趣味についての知識を取り入れ、可能であれば体験しておくなどの準備をします。
上記はあらかじめ情報があった場合になりますが、当然情報がない場合もあります。そのような場合は、まずは対象者の好みのタイプなどを聞き出すための工作を行うこともあります。
情報があれば想定ができ、想定ができれば具体的な準備ができます。案件を成功させる上で対象者に合わせた準備ができるということは、成功率も高くなります。
ここまでは対象者に合わせた工作員の準備について書きましたが、案件成功のためには調査員や相談員の存在も不可欠です。調査員は、普段から体力作りの為にトレーニングをしています。トレーニングをすることで体力はもとより、張り込みの際の忍耐力が養われ、対象者の不規則な行動に対して臨機応変に対応できる下地が身につきます。
また、尾行の際の変装アイテムの準備や、うまく撮影するための工夫なども普段からの準備で行なっています。
相談員は、ご依頼者様のカウンセリングやメンタルケアをより上手にできるよう、社外での活動も積極的に行なっています。
工作員は、先に述べた外見や美容の知識はもちろんのこと、時事ネタや芸能ネタに関する知識も勉強するなど、会話のキャパシティーを広げるための努力を普段から行なっています。
上に書いてきたことは、工作成功、案件成功のための大事な準備です。ただ、それだけでは様々な状況が起きる現場に対応できない事も有ります。
一番大事なことは、案件に関わる相談員、調査員、工作員の信頼関係です。携わる案件に対して真剣に向き合い、一人の考えや行動だけでは補えない部分をカバーしあえる関係を作り上げていく事で、ご依頼者様の想いに寄り添い、最善を尽くすよう導きあえる信頼関係が、最高の判断力と瞬発力を発揮して案件成功に繋がります。
別れさせ工作後について
別れさせ工作が成功した後にも、気をつけるべきことがあります。せっかく成功した別れさせ工作が無駄にならないためにも、以下のようなことに気をつけてください。
対象カップルが復縁する可能性
別れさせ工作成功後もご依頼者様とご相談の上、対象者と工作員の関係を継続していくアフターフォローサービスがございます。 案件が成功してすぐに対象者と工作員の関係が切れてしまうと、別れさせた二人が復縁してしまう可能性があるからです。
一時的にでも2人を別れさせる事ができればいい場合は必要ないですが、復縁されると意味がない場合は、対象カップルが復縁しないよう気をつけ、継続的に別れた状況を作る事が大事になってきます。
対象者のメンタルケア
別れさせ工作をご依頼される方は、基本的に対象カップルの片方、もしくは両方と交流がある、または交流があった方がほとんどです。
対象カップルは、交際していた相手と別れたのでショックで落ち込む場合もございます。そのような時、落ち込んでいる対象者と交流がある場合は、その方のメンタルケアをされる事により、ご依頼者様への信頼が増す事がございます。
資料等の管理
ご依頼されていた事が第三者に発覚した場合、成功した事が無駄になってしまう可能性がございます。
ご依頼先とのやり取りが分かる資料等は、厳重に保管するか処分するなど、くれぐれもご依頼された事がバレないよう気をつけてください。
弊社へご依頼頂いたお客様に対して、ご契約されてからアフターフォローまで様々なアドバイスを致します。
案件が終了した後も、弊社スタッフよりアドバイスした事をお忘れにならず、日々に活かして頂けますと幸いです。
別れさせ屋の情報管理
個人情報保護
総合探偵社リライトでは、個人情報の保護に関する法律である個人情報保護法(個人の権利権益を保護することが目的とされる)に基づき、個人情報の適正な取扱いを行うための措置を講じています。
案件遂行に必要な調査や別れさせ工作、ご依頼者様とのやり取りやご報告などの記録や情報の保管につきましても、守秘義務の遵守を徹底し秘密情報を管理しています。
守秘義務の遵守・秘密情報の管理
別れさせ工作では、日々の業務の中で「見たこと」「話したこと」「聞いたこと」の多くが秘密事項にあたります。
調査や別れさせ工作を行なった記録は安全管理措置を徹底し、すべての業務において守秘義務を遵守しております。
ご依頼いただいた一連の業務に関するすべての事項(ヒアリング内容、ご依頼目的、調査・別れさせ工作などで知り得た情報)について、責任をもって管理することをお約束いたしますので、どうぞご安心ください。
秘密保持
総合探偵社リライトは、お客様の秘密情報の保護を徹底しております。
情報の提供を受ける場合は、お客様の同意のもと利用目的を明確にした上で、提供をお受けいたします。
お客様から得た秘密情報は、責任を持って当社が管理し、第三者への開示、漏洩はいたしません。
お客様から得た秘密情報は、目的以外の業務に利用いたしません。
情報の管理は、善良な管理責任者を置き、秘密情報を取り扱う各スタッフにも守秘義務の内容を深く理解させ、細心の注意を払い秘密保持を確実に行います。
別れさせ工作のご依頼が終了するなど、情報を保管する必要がなくなった場合、お客様に関連する情報は確実に消去いたします。
別れさせ屋に依頼したことがバレる可能性
お客様からのご相談の際に多く聞かれる事の一つとして、「依頼した事がバレる事はないか」、「工作がバレる事がないか」等、バレる可能性を気にされる方がたくさんいらっしゃいます。
今より状況を良くしたくて依頼をするのに、相手に依頼している事がバレてしまうと今よりも状況が悪くなってしまいますので、お客様からすれば非常に気になる部分だと思います。
弊社は徹底した情報管理、社員の教育を行なっておりますので、まず 弊社側からバレるという事は100%ありません。
工作員は実際に対象者に接触するので、その工作員は大丈夫かと気にされる方もいらっしゃいます。工作員に関しても、徹底した教育を行なっております。工作が進むにつれて対象者に感情移入してしまうというような、公私の感情の区別がつかないような工作員は弊社にはおりませんのでご安心ください。
依頼している事がバレてしまうケース
実際に依頼している事がバレるケースは、 お客様の情報管理不足によってバレてしまう事がほとんどなのです。
お客様が持つ情報とは、ご依頼されている会社と交わした契約書、その他ご報告の際などにもらった書類やメール、このような情報が見られる事によってバレるというケースが大半を占めています。
なかには感情的になってしまい、自ら依頼している事を話してしまったというケースもありますが、これは例外です。
どのお客様も情報の管理については気をつけないといけないですが、特に気をつけて頂きたい方として、対象となる人物と一緒に住んでいる方、対象となる人物がたまに家に来る関係の方、ご家族と住んでおり家族には話せない方、などは細心の注意を払い情報を管理して頂く必要があります。
対象者や周りの方にバレてしまうと、案件をストップせざるを得ない状況にもなり兼ねません。 案件を成功させる為には、ご依頼者様の情報管理も重要な一つの要素なのです。