週末の夕方、勤務が終わったターゲットを尾行していると、居酒屋などの飲食店に入ることがよくあります。
3時間程で出てくる事が多いのですが、なかには4、5時間経っても出てこない事もあります。
そして終電時間までに出てこなかった場合は、朝まで帰らないかタクシーで帰るかが考えられます。
先日の調査ではターゲットは終電がなくなった時間に居酒屋を出ました。
自宅を割り出すことが目的の調査だった為、ターゲットがタクシーに乗った時に備え車両班が待機していました。
居酒屋を出たターゲットは一緒にいた仲間と別れ、車両班が待機している反対車線に渡りタクシーを拾おうとしました。
車両班も急ぎUターンをしようと発車したのですが、信号があるため間に合いそうにありません。
そこで徒歩にて尾行していた調査員が機転を利かせ、ターゲットよりも手前の場所でタクシーを拾いました。
ターゲットは不服そうな顔をしながら次のタクシーを待ちました。
その間に車両班はUターンが完了し、ターゲットが乗ったタクシーを尾行し無事自宅を割り出すことができました。
調査や工作では一瞬の判断が結果を左右します。
未熟さや経験不足は社会ではよくあることですが、探偵の世界では許されません。
その機会がまた訪れるとは限らないからです。
本来ならばどのような仕事でも、つねに次はないという気持ちでいなければなりません。常日頃から全力を尽くすべきであり、チャンスは一回。そこで失敗しないことを見込まれ、信用を得て、仕事を依頼されるのだと思います。
弊社では調査員工作員一同、日々緊張感を持ちながら現場を行い、結果に拘っています。
恋愛で悩まれている方、ご依頼に迷われている方、是非とも一度弊社にお問い合わせください。