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調査ブログ

尾行調査〜対象者の自宅割り出し

依頼者様が対象の方と連絡を取り合い、いつどこに現れるのか情報があったため、そこで張り込みをしました。
対象を尾行し、自宅を割り出すことが今回の目的となります。
運転席に男性探偵、助手席に女性探偵、2人のベテラン探偵と、後部座席に調査員の私1人、計3人での調査です。
当日雨も降っており、傘をさしている場合は顔や雰囲気も分かりづらい為、対象の人物を見分けるにはいつも以上の集中力と判断力が必要となってきます。傘の色や柄、通行中の傘の高さでどれくらいの身長かなども吟味しつつ、男性か女性かをも判断しなければならない状況です。
目を離した一瞬で対象を見逃す可能性もあるため、見える視界の120度にしっかり目を凝らします。
そんな状況の中、歩いてくる対象を発見し、車から降りて尾行開始です。
女性探偵、調査員の2人で尾行し、男性探偵は対象の最寄り駅が判明次第車で現地へ向かいます。
対象がどこの駅で降りるかが不明だったため、電車の乗降にも注意が必要です。
電車が発車する直前に飛び乗る可能性もあるため、絶妙な距離感を保ちつつ、こちらの存在に気づかれないように注意しながら後を追いかけます。
電車内でも見逃さないように、対象が必ず見える位置をキープします。
数回の乗り換えをこなし、対象が下車しました、すかさず後を追います。
女性探偵は車で向かう男性探偵にスマホで逐一状況を報告し、現在地や下車した駅がどこかを伝えます。
対象は徒歩で駅付近をウロウロしており、その様子を我々は見張ります。
そのあとも尾行を続けると、対象は駐輪場へ向かい、なんと自転車に乗ってしまいました。
自転車で駅まで来ている情報はなく、バスか徒歩ではないかと予想していたため、想定外の展開になりました。
しかし、そこで諦めてはならないと、走って対象を追いかけます。
荷物や傘も持っている、挙句の果てには雨上がりで道も泥だらけ、走りにくさもあり厳しい状況でした。
対象は自転車をこぐスピードが速く、全力疾走で追いかけたいところも、足音で気付かれてしまったら即アウトです。
走って追いかけないと対象者を見失ってしまう、だけど気付かれてはならない。
絶妙な距離感を保ちながらの全力疾走は極めて困難なものでした。

そんな緊迫した状態でも、ベテランの男性探偵と、女性探偵は地図を確認し、スマホで連絡を取り合います。

「私達は車が入れない路地にいるけど、車の場合はこの道に出る」
「今、対象はこの道を走っている」
「今、その位置にいるなら、車から私達の姿が見えるはず」等、対象を決して見失わないように、正確な位置情報を迅速に伝え、見事な連携プレイを取ります。

しかし、自転車に乗る対象と、走って追いかける我々はどんどん距離を離されてしまいます。
これはもう見えなくなってしまうかもしれない、という体力の限界が来そうな時、幸運が訪れます。
対象が自転車から降り、コンビニにへ向かう姿が目視できるぎりぎりの遠さで確認できました。
我々は、出せる限界の全力でコンビニ付近へ猛ダッシュし、無事到着、対象がコンビニから出てくる瞬間を待ちます。
この時に後から車でこちらへ向かった男性探偵とも合流ができました。
全力疾走したため、かなりの息切れに、心拍数も上がっています。
暑い日だったため、全身から汗が流れ出てきます、全身が脈打つほどに心拍数があがり、驚く程に汗が止まらないのです。
大きく深呼吸を繰り返し、流れ出る汗をタオルで拭き、なんとか息を整えます。
次見失いかけたら後がないと緊張感も最高潮に達している時、コンビニから出てくる対象を目視、気合を入れなおし引き続き尾行を開始します。
幸いコンビニから自宅が近かったため、無事自宅特定に成功しました。
トータル1.5キロ程の距離を走りぬき、追いかけることができました。
全身汗でびっしょり、髪の毛もぐちゃぐちゃ、靴は泥だらけ、ですが、調査に成功した喜びはとても大きなものです。
依頼者様のお役に立ちたいという一心で、ここまで自分を駆り立てられる事ができます。
そして、ベテラン探偵2人のやりとりを見ていると、説明力や判断力が非常に長けている事が伝わってきます。
想定外、イレギュラーな事が起きても冷静に判断し、素早く行動しなければならないと感じました。
どんなに厳しい条件の中でも諦めなければ成功する、絶対に諦めないという気持ちが大事なんだと今回の調査で痛感することができました。

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