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工作でも使う心理学

ドアインザフェイスという心理学をご存知でしょうか。
はじめに大きなお願いをして、そのお願いを断らせておいてから、それよりも小さなお願いをするという方法です。
この方法は、普通にお願いするよりも承諾される可能性が3倍高くなると言われています。
例をあげると、「急だけど今からご飯に行かない?」と誘います。
相手が承諾すればそれはそれで良いのですが、断られたときです。
断られたら次に、「じゃあ今週末か来週末はどう?」と聞きます。
相手は一度断ったところなので、すぐにまた断ることには抵抗を感じます。
その結果、普通に誘った場合よりも承諾される可能性が3倍高くなるのです。

その他にも、相手に何か質問を一つして、それに答えてもらってからお願いなどをすると、承諾される可能性が高くなるという方法も使います。
人は自分の発言に対し、整合性を持たせようとするものです。
気分良く話している相手から、何かをお願いされたりした場合、急に断ることには抵抗を感じてしまう心理が生まれ、お願いを承諾してしまうのです。
例えば工作員とターゲットがデートをしていて別れ際、次のデートの約束を取り付けたいとします。
そのような時、普通に「次いつ会おうか?」と聞くよりも、
「今日は楽しかったね」とターゲットに聞き、「うん、楽しかった」と言わせてから、「次いつ会おうか?」と聞いた方が約束を取り付けられる可能性が高くなります。

人との会話において、すべてがシナリオ通りの会話になることはありません。
しかし要所要所においては、会話の答えを描ける場合があります。
そのような時に、心理学を取り入れた会話をすることで有利に働かせることなどがあります。

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