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別れさせ

別れさせ屋がおすすめする恋人との別れ方

別れさせ屋をしていると、カップルが別れる場面に立ち会う機会は普通の人以上にあります。
恋人同士が別れるときは様々な別れ方があり、綺麗な別れ方もあれば、ドロドロの修羅場と化し、魑魅魍魎の世界に迷い込んだかのように思う別れ方もあります。
数多くの人間がいるこの世界で恋人同士になることは数字上では奇跡ですが、奇跡は起きない方がいいということもあるのだなと、別れさせ屋を長年やっていると思うことがあります。
やはり恋人という存在は、時には家族以上の存在にもなり、この世の中で一番の理解者であると感じている人が多く、自分の人生にはなくてはならない存在に思うものです。
その気持ちが未来永劫続くことが確実なら別れさせ屋という仕事は存在しないのですが、人の気持ちは今日と明日では違うように、ましてや今日と1年後ではまるで別人のような気持ちになっていることは珍しくありません。
「大好き、愛してる、あなただけ」
と言っていたはずが、
「大嫌い、近づかないで、こっち見ないで、あなただけは嫌」
と変わること。これは決して珍しくありません。挙げ句の果てには「近づいたり連絡してきたら警察に言うから」などとなり、実際に警察沙汰になるケースも山ほどあります。
別れさせ屋は人の表裏を目撃すること、直接聞くこと、誘発すること、なども行いますので、人の不誠実さと直面する機会が多くあります。
カップル間を別れさせる別れさせ工作を行っているときにも対象人物の不誠実さを感じることは多くありますが、別れさせ工作が成功する瞬間、いわゆるカップルが別れる瞬間に不誠実さを感じることも多くあります。
別れさせ屋の経験上、この不誠実さが恋人との別れ方では大きく関係しますので、これから恋人に別れ話をする方は気を付けてください。

まず恋人と別れるときのダメな別れ方、悪い別れ方は、楽な方法で別れようとすることです。別れるときの楽な方法とは、直接会わずLINEやメールなどで済ませることや、別れ話すらせずに別れることです。
実際にあった話として、婚約していた相手と別れるときに、メール一通で一方的に婚約破棄をして別れようとした男性に対し、女性が200万円の慰謝料を求める訴訟がありました。
訴訟の結果は、男性に対して30万円の支払いを命じる判決が下りました。
また、別れ話が面倒で一方的に連絡を拒否して新しい恋人と交際を始めると、別れたと思っていた相手が新しく交際を始めた恋人の家に押しかけた、ということもあります。
このように、別れる相手の気持ちを考えずに不誠実な対応をして別れることは、揉め事やトラブルにも発展する可能性があるので、良くない別れ方です。
やはり恋人として付き合っていたのですから、別れるにしても直接会って話すことが大事で、一緒にいた相手に対して敬意を表すことが、大人な別れ方だと思います。

しかし、なかには恋人側になにかしらの問題があり、別れることができない、別れ話をすると面倒ごとになるのが目に見えているケースもあります。
そのようなときの別れ方は、いきなり別れ話をせずに、相手の気持ちを徐々に冷ましていくことが大事です。
別れさせ屋でも相手の気持ちを冷ますことが必要なときがあり、そのときは自分の魅力を下げることやめんどくさい人物像を演じるなどし、一緒にいてもいいことはないと相手に思わせ、徐々に相手の好意の気持ちを割くことで別れやすくしています。
もしもどうしても自分だけでは別れられないというときは、恋人と別れる工作、も行っていますのでご相談ください。

では別れさせ屋がおすすめする恋人との別れ方は、どのような別れ方なのか。
それは「恋人として付き合ってるけどなんか違うよね」というニュアンスの発言をすることにより、恋人に付き合っていることへの違和感を感じてもらい、別れる方向への流れを作り、別れることです。
恋人となる人と出会い付き合うときには、多くのことを共感するなかで関係が深まるため、自分たちはとても合うという意識を持っています。
その意識のなかで、一番近い存在である恋人から「付き合ってるけどなんか違うよね」と言われると、はじめはショックを受けますが、冷静になると意外に思い当たる節があるものです。
もちろんそれまでがずっとラブラブな状態でいきなり言うと効果はありませんが、別れたいと思っているということはそれなりに何かあったはずなので、恋人も察するはずです。
この別れ方は、どちらかのせいにすることなく、お互いに別れる方向へ心を向かせることで、揉め事やトラブルになることなく穏便に別れることができます。

別れさせ屋として多くのカップルや夫婦の別れ際を見聞してきましたが、カップルや夫婦が別れるときには人間性が現れやすく、別れさせ屋にしか見えないその人物の顔が見えるときもあり、その瞬間を見たときは、 あぁ わぁぁ と得体の知れない感情を抱くものです。
得てしてこういうときは、人間を見たな、と思います。
もしかしたらこれは別れさせ屋の仕事冥利に尽きる瞬間なのかもしれません…
本来はカップルを別れさせることをメインに仕事をしている別れさせ屋ですが、別れさせる時には別れる時が付きものなので、カップルや夫婦が別れる時に触れて感じたことから、おすすめの恋人との別れ方について書いてみました。

別れさせ屋は恋愛のプロであり、別れについての専門職です。
別れることや別れさせることでお悩みの方がいらっしゃいましたら、お気軽にご相談ください。

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